地域のマンション情報マニュアル

成功の基本は「見切り千両」

2011.10.21

土地は、野菜、米物などと違って、長期間保有しても腐ることはない。第二次大戦前に生まれた人たちの多くは、今でもこの言葉が耳に残っているはずです。しかし、もう「土地神話」の復活はありません。「土地神話」を、部分的かつ一瞬の間だけ演出するのは、「余ったお金」の悪戯だけです。不動産市場の下落局面に遭遇する機会が増えれば、ときには「損切り」を余儀なくされます。その折に肝要なのは、いつまでも持っていても仕方がないとあきらめ「見切り」をすることに尽きます。

JR横浜線(大口)の新築一戸建て
JR宇都宮線(宇都宮)の新築一戸建て
東葉高速鉄道(八千代緑が丘)の新築一戸建て
東急田園都市線(中央林間)の新築一戸建て
東武東上線(上福岡)の新築一戸建て

この見切るという決断は「見切り千両」といって商売の基本とも言われています。米沢藩主、上杉ヨウザンの言場として伝えられています。あるとき、ある不動産会社の経営者からこんな話を聞きました。「私は、現在の不動産業に携わる以前には、和菓子の商売をやっていましたが、不動産も和菓子と同じですね。和菓子は三月三日の雛祭りを過ぎると二足三文で売るしかないんですよ」期限切れの商品の価値が著しく低下していくという様戸を和菓子にたとえて話されました。不動産は我慢して持っていれば値上がりするという考えは、借金をしていない個人ならともかく、借人金に頼る不動産業には通用しません。今後日本の不動産市場では、この「見切り千両」を実感する人は多くなっていくことでしょう。