200年という長期間耐用の可能性を、端的に証明してくれるのは古民家です。昨今、古い民家を甦らせ、新しい住宅に生まれ変わらせるという、古民家再生の話がよく聞かれるようになりました。古民家再生のポイントは、30年に一度の改修に加えて、100年に一度の解体再生を行うことです。100年という期間のなかでは生活ばかりでなく、技術の進歩に大きな変化があります。一度、構造体にまで解体して、再生と呼ばれるほどの改修が必要なのです。
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こうすれば、家は千年を超えて使えるものとなります。20年ごとの改修を何度も繰り返すという想定だけでは足りません。不動産会社では、こうした古民家再生の中で共通している四つの要点を見出しました。一つは、基本的に構造が大断面であること。古い家になるほど、木の使い方は贅沢です。そして木材の強度上から必要とされる断面以上に、大きな断面の木材料を利用しています。二つめは、乾燥材でなければ腐ってしまう。集成材はその製造工程上、乾燥材にするのに優位であるということです。三つめは、木材を現しで活用すること。日本ばかりでなく、ヨーロッパ諸国にも残る古民家は木材を現しで使っています。木材は切られて建材になっても呼吸をしています。窒息の状態では、木材が老けるのを早めることになります。四つめは、地産地消、地元の木材を使うのが正しいということ。生まれたところで使うと木は強いのです。外材はもちろんダメです。
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